鷲宮神社(下野市橋本、箕輪)の概要
- 御祭神
- ・主祭神:天日鷲命
・配 神:天照皇大神、
武甕槌神、
経津主神、
大物主大神
・境内社:稲荷神社、
千勝神社、
琴平神社、
月夜見神社
・境外社:磐裂根裂神社、
(箕輪城趾)
愛宕神社、
神明宮、
日枝神社 - 由緒
- 当社は第十代崇神天皇の第一皇子である豊城入彦命が下野国を平定して国造となり都賀郡国府に政権を確立したとき、武勇の祖神を合祀し、天下太平、武運長久を祈願して建てた。
寛治五年(1091)、源義家は勅命を受けて奥羽追討のとき当社に参拝し神鏡を奉納した。慶長九年(1604)、下野守宇都宮友綱公は戦勝祈願して当社に参拝し太刀一振を奉納した。江戸時代の祭りには壬生城より領内鎮守なるが故に年参あったという。
文化九壬申年(1812)、社殿悉く灰燼に帰したが、文政八年(1825)壬生領主により再建された。明治四年七月の大暴風雨によって本殿以下が倒壊し、仮殿の姿になる。
明治五年、一村一社の制により、箕輪村、橋本村の村社となる。昭和二十四年には大蔵省から境内地の無償譲与がなされる。昭和二十九年には、箕輪地内の磐裂根裂神社、愛宕神社、神明宮、日枝神社が当社の飛地境内神社となる。
昭和五十五年に本殿、拝殿等の社殿が整備される。平成五年には拝殿の廂及び拝殿前の階段が整備される。 - 主な境内施設
- ・本 殿 昭和55年
・幣 殿 昭和55年
・拝 殿 昭和55年
・灯 籠 文化2年(1805)
・手水鉢
・御神木 樅の木(樹齢300年)
・鳥 居 享保3年(1718) - 祭礼
- 〇祈年祭
・2月20日(直前の土曜日)
・年の初めに五穀豊穣、産業繁栄を祈ります
〇輪くぐり祭
・7月31日(直前の日曜日)
茅の輪をくぐり、無病息災を祈ります。午後4時からのお祭りで、子供達のお囃子や神楽などもあり、多くの方にご参拝を頂いております
〇秋季例大祭・家内神祭
・12月10日(直前の日曜日)
収穫に感謝する神事を行うとともに、正月の御札や幣束等を頒布します
- 宮司(連絡先)
- 宇賀神 義宣
☎ 0285-53-1927
📱 090-6508-8261 - 住所&アクセス)
- 住 所:下野市橋本630
駐車場:神社の東側に駐車場があります。ご利用下さい。 - 御朱印等
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- ・郵送による御朱印や御札の授与を行っています。ご希望の方は、拝殿前に置いてある郵便振替用紙により申込みをしていただきますと、後ほど御朱印をお送りいたします。
- 特色(鷲宮神社の推し)
- (1)「三百年の鳥居」
- 鷲宮神社の鳥居は、享保三年(1718)に造られました。今から約300年前のことです。300年間にわたり、神社と地域を守り続けてくれています。
(2)「樹齢三百年の樅木」- 鷲宮神社の境内には、樹齢300年とも言われる樅ノ木(御神木)があります。下野市の名木30選に選ばれ、周囲の森からは頭一つ飛び出た大木です。「三百年の鳥居」の近くにあり、鳥居と樅ノ木の三百年コンビが並んでいます。
(3)「文化二年の灯籠」- ・鷲宮神社の拝殿前には、文化二年(1805)の灯籠が立っています。灯籠には「太々神楽」の文字が刻まれており、今から200年以上前の江戸時代に、ここで太々神楽が演じられていたことがわかります。
- 鷲宮神社の鳥居は、享保三年(1718)に造られました。今から約300年前のことです。300年間にわたり、神社と地域を守り続けてくれています。
- 祭礼の記録
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鷲宮神社祈年祭(令和6年2月25日(日))
五穀豊穣、産業繁栄を祈る恒例の鷲宮神社の祈年祭が開催されました。ステンレス製のポールが完成したため、幟旗を揚げることができました。寒さが戻ったこの日、祭典中は曇りでしたが、終わってしばらくすると雨が降ってきました。その前に片づけが終了し、万端上手くいきました。春から縁起がいい日となりました。鷲宮神社・秋季例大祭、家内神祭、旗柱竣工奉告祭(令和5年12月10日)
快晴の暖かな天候に恵まれたこの日、鷲宮神社の秋祭が開催されました。紅葉が見頃を迎えた境内に橋本・箕輪の氏子さんが新年の御札を迎えに参拝して下さいました。また、この日は参道入口の金属製の旗柱が竣工したため、その奉告祭も行われました。これにより、幟旗の快適な上げ下ろしが可能になりました。鷲宮神社祈年祭(令和5年2月18日)
少しずつ暖かくなってきましたが、朝夕は冷え込むこの頃です。多くの皆様にご参列いただき、橋本・箕輪のこの一年の五穀豊穣、産業繁栄を祈りました。
神事終了後、打合せを行い、金属製の旗柱を建設すること、箕輪城にある磐裂根裂神社に隣接する私有地の寄付受入れを決定しました。また、橋本神社の境内に橋本・箕輪の共通の社務所を建設する予定であることを報告しました。鷲宮神社秋季例大祭・家内神祭(令和4年12月4日(日))
恒例の秋祭・家内神祭が開催されました。冬の冷え込みが始まり、境内の紅葉が見頃を迎えていました。コロナの流行は依然として続いていますが、多くの方が参拝してくださいました。ただし、残念ながら直会はありませんでした。
この日、総代さん達の話し合いで旗柱をアルミポールにしていくことが決まりました。また、橋本神社の境内に社務所を造ること、その社務所を橋本と箕輪の両方の社務所とするために鷲宮神社と橋本神社を形式的に合併することも報告致しました。鷲宮神社の輪くぐり祭(令和4年7月31日)
真夏の暑い日が続きます。箕輪の総代さん達は昨日は茅獲りをして、今日は朝から茅の輪づくりを担当して頂きました。橋本の皆様には境内の草刈りや枝切りに汗を流して頂きました。そして夕方4時から輪くぐり祭の神事を執り行いました。コロナの関係で直会やお囃子は中止となりましたが、来年こそは賑やかにできることを願っています。祈年祭(令和4年2月19日(土))
本日から二十四節気の「雨水」となりました。寒いながらも春の始まりを感じる中、この一年の五穀豊穣、産業繁栄を祈りました。輪くぐり祭(令和3年7月31日)